株式会社クレディセゾン【クレジットカード】
働き方を柔軟に転換できる
制度を導入し、
女性のキャリアアップを支援
クレディセゾンでは、ライフステージの変化に柔軟に対応しながらパートタイマー・契約社員から正社員へ、雇用形態を転換できるルートチェンジパス制度により、職場全体の意欲向上を図っている
▼会社概要
正社員登用試験を年間2回に拡大実施
クレディセゾンの雇用形態は、正社員のほか、メイト社員(1日4時間~7時間30分の短時間勤務の有期雇用契約社員)、契約社員・嘱託社員(フルタイム勤務を含む有期雇用契約社員)に区分されている。
同社ではメイト社員、契約社員・嘱託社員いずれの従業員であっても、試験を受けることによって正社員となることができる正社員登用制度を、10年ほど前から導入していた。この制度は、2006年から「ルートチェンジパス」という呼称に改められると同時に、2007年からは転換の機会が、年1回から年2回に拡張された。
ルートチェンジパス制度は、社員としての幅広い活躍とステップアップを目指す、意欲的な人材を受け入れることを目的として導入されたものである。
メイト社員は勤続3年以上で正社員への登用が可能に
ルートチェンジパス制度では、同社で働くメイト社員、契約社員・嘱託社員のうち、次の要件を満たす希望者は、年2回実施される正社員登用試験を受けることができる。
【応募要件】
(1)その年度の4月1日時点での年齢が原則40歳未満であること
(2)社員と同様な勤務およびローテーションが可能であること(転居を伴う異動ができること)
(3)直属上司の推薦があること
(4)職種ごとに定められた考課基準を満たしていること
たとえばメイト社員からの登用を希望するには、勤続3年以上で、直近の昇給昇格考課が、2回連続(アウトラウンド職、電話対応職については直近1回)で、所定以上の評価がついていることが条件となっている。
登用選考試験では適性検査と、部門長および人事担当者による2回の面談を受ける必要がある。
キャリアパスが見えることで職場の意欲向上につながる
制度が導入された2006年度は、ルートチェンジパスによって13人が正社員に登用された。契約社員から正社員に登用される者は、他企業を結婚退職した後、短期間の契約社員として入社した者が、キャリアアップを目指して正社員登用選考を受講するという傾向が強い。メイト社員採用枠(面接と適性検査のみ)で入社、その後、社員登用を目指すケースが多い。
正社員として採用された後は、他の正社員と同様、能力に応じて昇進・昇格することができる。さらに正社員となることで、新規セクションの立ち上げ時に希望者を募る「社内公募制」や異動の希望を人事部に直接申告できる「ジョブエントリー制度」に応募できるようになるなど、意欲や能力に応じてチャレンジできるチャンスを広げることができる。
ルートチェンジパス制度の導入によって非正社員であっても能力を正当に評価し、具体的なキャリアアップのプランが見えるようにすることで、職場全体の意欲を高める効果があると、同社では考えている。
同社ではルートチェンジパス制度と合わせて、業務異動や転勤を伴う正社員から、勤務地や職種を限定し短時間勤務できるメイト社員に雇用形態を転換できる「ルートチェンジ制度」も設けている。
退職理由に関わらず利用できる再雇用制度
退職者の再雇用に関しても、勤続1年以上であれば、所属長の推薦のもと、正社員、契約社員、嘱託社員、メイト社員を問わず誰でも利用できる「リワークエントリー制度」を2002年に導入している。この制度は、退職1年前の評価が標準以上であれば、結婚・育児・介護のみならず留学・ボランティア・資格取得・転職など、退職理由を問わず復職でき、しかも離職後3年以内であれば退職前と同じ賃金・資格で再入社できる点が特徴である。
このように同社では、多様な働き方に柔軟に対応できる制度を充実させることで、女性が育児・介護等、ライフステージの変化に応じて働くことができる環境を整える一方で、徹底した能力主義を貫くことにより個人の意欲や能力を適正に評価し、モチベーションアップにつなげている。
会社概要
| 設立 |
1951年 |
| 資本金 | 752億3000万円 |
| 代表者 | 代表取締役社長 林野 宏 |
| 本社所在地 | 東京都豊島区 |
| 事業内容 | クレジットカード・金融 |
| 事業所数 | 支店12ヵ所 |
| 従業員数 | 正社員2,628人(男性759人、女性1,869人) 正社員以外1,199人(男性188人、女性1,011人) |
| (2008年1月現在) | |